持ち帰りの残業は労働時間ですか?

あくまでも一般的な回答であるため、すべての企業に適用できるものではありません。また、わかりやすく表現するためと、法改正により内容が古くなり、すべて正確に表現できていない場合もあります。当事務所では掲載内容の責任は負いません。判断や行動をする前に、専門家の方やそれぞれの行政機関・事務所にご相談やご確認などしてください。

労働者が自分の判断で仕事を自宅などに持ち帰って行う場合には、自宅などで自発的に行っているために時間的、場所的な拘束は受けておらず、使用者の指揮命令下でないために労働時間には当たりません。

ただし、上司などが労働者の持ち帰り残業を知っているのに黙認していたり、会社が任せている仕事量から持ち帰り残業を行わないといけない状況でありながら、何の対応もせず黙認しているといった場合には、労働時間に当たる可能性があります。

(参考)厚生労働省の通達
「使用者の具体的に指示した仕事が、客観的にみて正規の勤務時間内に処理できないと認められる場合の如く、超過勤務の黙示の指示によって法定労働時間を超えて勤務した場合には、時間外労働となる。」(昭和25年9月14日基収2983号)。